ガルバリウム鋼板屋根はなぜ人気?メリットデメリットやおすすめ商品7選も

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このページでは「ガルバリウム鋼板屋根はなぜ人気?メリットデメリットやおすすめ商品7選も」をご紹介しています。

ガルバリウム 屋根

ガルバリウム鋼板屋根は、屋根の葺き替えなどの屋根リフォームで人気のある屋根材です。しかし、ガルバリウム鋼板屋根が屋根リフォームで人気のある理由を答えられる人は多くないと思います。

そこで今回は、ガルバリウム鋼板屋根のメリット・デメリットや、おすすめ商品7選などについて解説します。これを読めば、ガルバリウム鋼板屋根が人気である理由がわかりますよ。

コンテンツ目次

ガルバリウム鋼板の概要

ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム・シリコン・亜鉛で表面をメッキしてできた鉄板のことをいいます。なお、ここでいう「メッキ」とは「金属でできた膜」のことです。

ここでは、ガルバリウム鋼板の開発からこれまでの歴史と耐用年数について解説していきます。

ガルバリウム鋼板の歴史

ガルバリウム鋼板の歴史は古く、1972年にアメリカで開発され、それから10年が経過した1982年に商用生産を開始しました。

販売開始からおよそ30年が経過した今、ガルバリウム鋼板屋根はその優れた特徴からトタン屋根に取って代わり、多くの屋根リフォームに採用されています。

さらに2014年には、従来のガルバリウム鋼板におけるメッキ層に「マグネシウム」が加わった「SGL鋼板」が登場しました。従来のガルバリウム鋼板と比較した場合、SGL鋼板の防錆性はガルバリウム鋼板の3倍以上の数値を叩き出しており、最近では「ガルバリウム鋼板=SGL鋼板」という認識が広まっています。

耐用年数

ガルバリウム鋼板の耐用年数は、30〜40年前後とされています。ガルバリウム鋼板が劣化して錆の影響で鋼板に穴が開かなければ、40年以上の耐用年数も期待できます。

ガルバリウム鋼板屋根と、屋根のリフォームに採用される主な屋根材の耐用年数を一覧表にしたものが、以下のとおりです。

屋根材 耐用年数
スレート屋根 15〜20年
ガルバリウム鋼板屋根 30〜40年
瓦屋根 60年前後

 

このようにガルバリウム鋼板屋根は、スレート屋根に比べて耐用年数が長いため、スレート屋根からの屋根リフォームに多用されます。一方、瓦屋根には耐用年数で劣りますが、品質や住まいに対するメリットなど屋根材の特徴を考慮した場合には、瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根にリフォームするケースも多く見られています。

ガルバリウム鋼板屋根における6つのメリット

ガルバリウム鋼板屋根には、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、ガルバリウム鋼板屋根のメリットについて解説していきます。

ガルバリウム鋼板屋根のメリットは、以下の6つです。

・耐久性が高い

・耐熱性が高い

・耐震性が高い

・防水性が高い

・加工がしやすい

・太陽光パネルと相性が良い

それでは、ひとつずつくわしく解説していきます。

【メリット1】耐久性が高い

ガルバリウム鋼板屋根は、従来のトタン屋根に比べて3〜6倍の耐久性があります。

その理由として、ガルバリウム鋼板屋根はアルミにおける耐久性の高さと、亜鉛鉄板の特徴である「犠牲防食機能」を併せ持っていることが挙げられます。

また、酸性雨や大雪、塩害にも十分な強さを発揮するため、場所を選ばす屋根に採用できます。しかし、年数の経過によって屋根材に錆が発生する可能性もあるため、その点は注意しましょう。

【メリット2】耐熱性が高い

ガルバリウム鋼板屋根は、従来の亜鉛鉄板に比べて高い耐熱性を誇ります。

その理由は、合金でできたメッキ層に耐熱性の高いアルミが55%含有されていることにあります。

近年では、鋼板の裏面に断熱材を貼り付けた「断熱材一体型」のガルバリウム鋼板も開発され、耐熱性がさらに向上しています。

【メリット3】耐震性が高い

ガルバリウム鋼板屋根は、屋根材1枚あたりの重量が約4.0kgと非常に軽量のため、耐震性に優れています。

ガルバリウム鋼板屋根の重量はスレート屋根の1/5、さらに陶器瓦の1/20のため、ガルバリウム鋼板屋根に葺き替えることで建物への負荷を大きく軽減できます。

近年、地震などの自然災害が増加傾向にあるため、ガルバリウム鋼板屋根に代表される軽量の屋根が注目を集めています。

【メリット4】防水性が高い

ガルバリウム鋼板屋根は、金属製で吸水性がないことから高い防水性を持っています。

そのため、凍害による屋根材の劣化を抑制できるだけでなく、台風や梅雨時期に発生しやすい雨漏りにも強い屋根材と言えるでしょう。

【メリット5】加工がしやすい

ガルバリウム鋼板屋根はメッキ層の柔軟性が高いため、加工がしやすいことも特徴の一つと言えます。

屋根の形状に合わせてガルバリウム鋼板を加工できるため、複雑な屋根形状にも対応可能で、自分好みの意匠性の高い屋根も実現できます。

【メリット6】太陽光パネルと相性が良い

ガルバリウム鋼板屋根は、縦葺きが可能なため、他の屋根材に比べて太陽光パネルとの相性が優れています。

ガルバリウム鋼板屋根を縦葺きで設置することで、屋根材に穴を空けることなく太陽光パネルの支持金具を取り付けられるため、支持金具から雨漏りの心配もありません。

ガルバリウム鋼板屋根における2つのデメリット

メリットの多いガルバリウム鋼板屋根ですが、一方でガルバリウム鋼板屋根にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。ここでは、ガルバリウム鋼板屋根のデメリットについて解説していきます。

ガルバリウム鋼板屋根のデメリットは、以下の2つです。

  • 断熱性や遮音性が低い
  • 変色する可能性がある

それぞれくわしく解説していきます。

【デメリット1】断熱性や遮音性が低い

ガルバリウム鋼板屋根は、断熱性や遮音性の低さが弱点になります。

ガルバリウム鋼板屋根のような金属製の屋根は、熱伝導率が高いため屋根からの熱が室内に伝わりやすくなってしまいます。また、厚さ1〜3mmと薄い金属の板であるため遮音性が低く、梅雨時期や強い雨の際には雨音が室内に伝わりやすくなる傾向があります。

しかし近年では、鋼板の裏面に断熱材を貼り付けた「断熱材一体型」のガルバリウム鋼板が主流となっているため、これらのデメリットはすでに改善の一途をたどっています。

【デメリット2】変色する可能性がある

ガルバリウム鋼板屋根は、アルカリ性に弱く変色をおこす可能性があります。

ガルバリウム鋼板屋根に枯れ葉などが長期間付着した場合には、枯れ葉に含まれている酢酸が原因となり、屋根に変色が見られることもあるため、定期的な屋根の点検が必要になります。

ガルバリウム鋼板屋根の葺き方

ガルバリウム鋼板屋根に屋根を葺き替える際には、自分好みの葺き方を選択できるといったメリットもあります。そこでここでは、ガルバリウム鋼板屋根の葺き方について解説していきます。

勾配屋根におけるガルバリウム鋼板屋根の葺き方は、以下の3つです。

  • 縦葺き
  • 横葺き
  • 差込(さしこみ)葺き

それでは、それぞれの葺き方についてくわしく解説していきます。

【1】縦葺き

「縦葺き」とは、屋根の勾配に沿って縦方向にガルバリウム鋼板屋根を施工する方法のことをいいます。

棟包みなど板金部とのつなぎ目がなく、屋根の軒先に雨水が溜まらないため、防水性が高い屋根の葺き方と言えるでしょう。また、太陽光パネルとの相性が良いのも特徴の一つです。

しかし一方で、近年主流になりつつある「断熱材一体型」のガルバリウム鋼板屋根における施工は不可。さらに、複雑な形状の屋根に不向きであるといった特徴も持ち合わせています。

【2】横葺き

「横葺き」とは、屋根の勾配に対して横方向(平行)にガルバリウム鋼板屋根を施工する方法のことをいいます。横葺きは、縦葺きのデメリットを補う以下のような特徴を持っています。

  • 断熱材一体型のガルバリウム鋼板屋根が施工可能
  • 複雑な屋根でも施工がしやすい

しかし横葺きの施工には、屋根勾配が2.5寸以上の屋根勾配が条件となります。また、縦葺きに比べて施工費用が高めになることにも注意しましょう。

【3】差込(さしこみ)葺き

「差込(さしこみ)葺き」とは、既存屋根にガルバリウム鋼板屋根を差し込んでいく施工方法のことをいいます。

「差込(さしこみ)葺き」は、施工方法がシンプルで板金加工の技術がなくても施工できるといった特徴がありますが、屋根下地のルーフィングシート(防水シート)が交換できず、既存のルーフィングシート(防水シート)がそのまま残ってしまうといったネックも忘れてはいけません。

ガルバリウム鋼板屋根の劣化症状とメンテナンス方法

ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンスを検討する際は、ガルバリウム鋼板屋根に現れる劣化症状と正しいメンテナンス方法を事前に把握しておくことが大切になります。ここでは、ガルバリウム鋼板屋根の劣化症状とメンテナンス方法について解説していきます。

劣化症状

ガルバリウム鋼板屋根の主な劣化症状には、以下の3つがあります。

  • 穴空き
  • 板金部における釘のゆるみ

これらの症状が見られた時には、ガルバリウム鋼板屋根の耐用年数を迎えていなかったとしても適切なメンテナンスを心がけましょう。

劣化の症状に合わせて適切なメンテナンスをすれば、結果的に屋根の寿命を延ばすことにもつながります。

メンテナンス方法

ガルバリウム鋼板屋根は、建物の築年数に応じてメンテナンス方法が以下の3つに分かれます。

  • 水洗い〈適宜〉
  • 塗り替え〈15〜30年〉
  • 葺き替え・カバー工法(重ね葺き)〈30年〜〉

ここでは、上記のメンテナンス方法についてそれぞれ解説していきます。

【1】水洗い〈適宜〉

ガルバリウム鋼板屋根の表面にある汚れやコケが目立ってきたら、適宜水で洗い流しましょう。

なお水洗いの際には、ガルバリウム鋼板屋根を傷めないために、高圧洗浄や中性洗剤の使用などは避けるようにしましょう。また少しでも作業中に危険を感じたら、無理をせず業者に依頼することも忘れてはいけません。

【2】塗り替え〈15〜30年〉

15〜30年を目処に、屋根の塗り替えを検討しましょう。

ガルバリウム鋼板屋根は高い防錆性を持っていますが、まったく錆が発生しないわけではありません。しかし、屋根の表面に「塗料の色褪せ」が発生したタイミングに合わせて屋根を塗り替えれば、錆の発生を抑制できます。

また、ガルバリウム鋼板屋根を塗り替える際には、塗装と同時に板金部などを含めた屋根全体の点検を実施し、点検結果に基づいたメンテナンスを計画しましょう。

【3】葺き替え・カバー工法(重ね葺き)〈30年〜〉

30年経過を目処に、屋根の葺き替えやカバー工法(重ね葺き)を検討する時期に入ります。

30年を経過すると、屋根点検などで屋根材に劣化が見られなくても、屋根下地のルーフィングシート(防水シート)が交換時期を迎えています。

屋根の下地であるルーフィングシート(防水シート)を交換するには、今ある屋根を一度剥がす必要があるため、このタイミングで屋根全体のメンテナンスを一新することがコスト面でも最適と言えるでしょう。

ガルバリウム鋼板屋根の施工費用

ガルバリウム鋼板屋根は、30年以上の年数が経過すると屋根の葺き替えやカバー工法(重ね葺き)といった屋根全体の大がかりなメンテナンス時期を迎えます。ここでは、このようなガルバリウム鋼板屋根のメンテナンスにかかる費用について解説します。

なお今回は、以下の工法でガルバリウム鋼板屋根をメンテナンスした場合の費用について解説します。

  • 葺き替え
  • カバー工法(重ね葺き)

それでは、順番に見ていきましょう。

葺き替え

ガルバリウム鋼板屋根の葺き替えにかかる費用の内訳は、以下のとおりです。

工事項目
〈屋根の葺き替え〉
施工費用(単位:万円)
仮設足場の組み立て/解体
シート養生
20〜30
既存屋根の撤去・処分 10〜15
屋根下地の補修
(野地板・ルーフィングシート)
10〜15
新規ガルバリウム鋼板屋根葺き
(材工)
35〜40
棟包み等の取り付け 5〜10
軒先・ケラバの取り付け 5〜10
工事諸経費など 5〜10
合計 90〜130

 

このように、一般的な戸建て住宅の屋根をガルバリウム鋼板屋根に葺き替えた際にかかる費用の合計は、90〜130万円前後が目安になります。

なお、上記の金額は勾配屋根における葺き替えを想定しています。また、屋根の面積や下地の劣化状況、アスベストの有無などによって上記の金額が変動する可能性もあるため、あくまで参考として捉えましょう。

カバー工法(重ね葺き)

一方、ガルバリウム鋼板屋根のカバー工法(重ね葺き)にかかる費用の内訳は、以下のとおりです。

工事項目 施工費用(単位:万円)
仮設足場の組み立て/解体
シート養生
20〜30
ルーフィングシート(防水シート)貼り
(材工)
5〜10
新規ガルバリウム鋼板屋根葺き
(材工)
35〜40
棟包み等の取り付け 5〜10
軒先・ケラバ取り付け 5〜10
工事諸経費など 5〜10
合計 75〜110

 

このように、一般的な戸建て住宅の屋根にガルバリウム鋼板屋根でカバー工法(重ね葺き)した際にかかる費用の合計は、90〜130万円前後が目安になります。

なお、上記の金額は屋根の葺き替え同様に、勾配屋根におけるカバー工法(重ね葺き)を想定しています。また、屋根の面積などによって上記の金額が変動する可能性もあるため注意が必要です。

ガルバリウム鋼板屋根でおすすめの商品7選

ガルバリウム鋼板屋根には、各メーカーが製造した多くの商品があります。ここではガルバリウム鋼板屋根でおすすめの商品を紹介していきます。

ガルバリウム鋼板屋根のおすすめ商品は、以下の7つです。

  • スーパーガルテクト〈アイジー工業株式会社〉
  • スマートメタル〈ケイミュー株式会社〉
  • 立平(たてひら)〈JFE株式会社〉
  • ダンネツトップ〈株式会社セキノ興産〉
  • かわらMFシルキー〈福泉工業株式会社〉
  • 横暖ルーフα S〈ニチハ株式会社〉
  • エバールーフ〈日鉄鋼板株式会社〉

それぞれの商品における特徴を解説していきます。

【1】スーパーガルテクト〈アイジー工業株式会社〉

ガルバリウム鋼板製の外装材におけるトップメーカーである「アイジー工業株式会社」が製造したガルバリウム鋼板屋根「スーパーガルテクト」は、その高い断熱性を特徴としています。

断熱フォームと遮熱塗装を併用することにより、高い断熱性能を実現。陽射しの強い夏の時期における屋根の表面温度は、スレート屋根と比較して10℃も低くなるという結果が出ています。

また、保証期間も25年と長い設定のため、安心して屋根材に採用できるでしょう。

【2】スマートメタル〈ケイミュー株式会社〉

「株式会社クボタ」と「パナソニック株式会社」が統合してできた総合住宅設備メーカー「ケイミュー株式会社」が製造したガルバリウム鋼板屋根「スマートメタル」は、その高い防錆性が特徴です。

従来のガルバリウム鋼板屋根に比べて3倍の防錆性を持つ「SGL鋼板」を採用。その特徴から、塩害による屋根の錆が心配な海岸地域の屋根にも多く採用されています。

これに加えて、発泡ポリエチレンが裏打ちされているのも特徴の一つと言えるでしょう。

【3】立平(たてひら)〈JFE株式会社〉

大手鉄鋼メーカーのグループ会社「JFE株式会社」が製造したガルバリウム鋼板屋根「立平(たてひら)」における最大の特徴は、嵌合式の施工方法に対応できることです。

嵌合式に対応したことにより、ガルバリウム鋼板屋根における防水性の向上を実現し、屋根材の劣化に起因する雨漏りのリスクなどを軽減しました。

【4】ダンネツトップ〈株式会社セキノ興産〉

屋根材だけに止まらず、太陽光発電関連の商材も取り扱う「株式会社セキノ興産」が製造したガルバリウム鋼板屋根「ダンネツトップ」は、太陽光発電を検討する方への配慮も忘れていません。

「ダンネツトップ」は、太陽光パネルを取り付ける際、屋根に穴を空けることなく施工できるように工夫されています。また、断熱材一体型を採用したガルバリウム鋼板屋根のため、断熱性はもちろん遮音性も申し分ありません。

【5】かわらMFシルキー〈福泉工業株式会社〉

屋根材や外壁材など建築産業資材の製造・販売事業の発足から50年が経過した「福泉工業株式会社」が製造したガルバリウム鋼板屋根「かわらMFシルキー」は、屋根の温度上昇を抑制する遮熱性能の高さが特徴です。

高い遮熱性能を実現した背景には、屋根材に特殊な顔料を採用し、赤外線の反射率を高めたことにあります。

さらに、アスベストが含有している屋根にカバー工法(重ね葺き)で施工をする際、アスベストの流出を抑える工法も選択可能。処分費の高さがネックとなるアスベスト含有の屋根リフォームに最適な商品と言えるでしょう。

【6】横暖ルーフα S〈ニチハ株式会社〉

屋根材だけでなく、内装材や断熱材などの製造も手がける総合住宅設備メーカーの「ニチハ株式会社」製造のガルバリウム鋼板屋根「横暖ルーフα S」は、屋根材の圧倒的な薄さを特徴としています。

一般的なガルバリウム鋼板屋根の厚さが「1〜3mm」であるのに対して「横暖ルーフS」の厚さは0.35mm。この屋根材の圧倒的な薄さに驚く反面、心配されるのが屋根材の断熱性能です。

しかし「横暖ルーフS」では屋根材表面に遮熱塗装が施されており、機密性の高いジョイント工法を採用しているため、高い断熱性能はそのままに他のガルバリウム鋼板屋根にない屋根材の薄さを実現しています。

【7】エバールーフ〈日鉄鋼板株式会社〉

ガルバリウム鋼板屋根の主流になりつつある「SGL」の素材メーカー「日鉄鋼板株式会社」が製造したガルバリウム鋼板屋根「エバールーフ」は、SGLならではの高い防錆性を特徴としています。

「エバールーフ」は、一枚の屋根材で屋根一面が継ぎ目なく施工可能で、和洋どちらの建物にも順応するため、住まいの美観を損なわずことなく屋根をリフォームできます。

ガルバリウム鋼板屋根の施工事例3つ

ガルバリウム鋼板屋根の事例を3つ紹介します。

【事例1】ガルバリウム鋼板屋根のカバー工法(重ね葺き)〈千葉県:浦安市〉

浦安市東野にて屋根カバー工法

既存屋根材 スレート屋根
リフォームのきっかけ 外壁塗装と同タイミングで
屋根をリフォーム
施工方法 カバー工法(重ね葺き)
ガルバリウム鋼板屋根の商品 スーパーガルテクト
工事場所 千葉県浦安市

 

スレート屋根である「コロニアル」の上から、ガルバリウム鋼板屋根をカバー工法(重ね葺き)で施工した事例です。

当初から外壁塗装を検討していましたが、スレート屋根の耐久性に不安があったため、ガルバリウム鋼板屋根における筆頭の商品として幅広く採用されている「スーパーガルテクト」でカバー工法(重ね葺き)を施工しました。

【事例2】ガルバリウム鋼板屋根の葺き替え〈大阪府:羽曳野市〉

大阪府住吉区にてガルバリウム立平新築工事

既存屋根材 瓦屋根
リフォームのきっかけ 雨漏りの心配
施工方法 屋根葺き替え
ガルバリウム鋼板屋根の商品 横暖ルーフα S
工事場所 大阪府羽曳野市

 

セメント瓦から、ガルバリウム鋼板屋根に屋根を葺き替えた施工事例です。

新規の屋根材には、断熱材一体型のガルバリウム鋼板屋根である「横暖ルーフα S」を採用し、40〜50年先のメンテナンスを見据えて屋根リフォームを計画しました。

しかし、屋根の下地であるルーフィングシート(防水シート)の劣化に不安が残ったため、今回の工事でルーフィングシート(防水シート)を一新し、雨漏り対策を万全の状態に仕上げました。

【事例3】ガルバリウム鋼板屋根の新築工事〈大阪府:大阪市住吉区〉

羽曳野市にて、セメント瓦から「「横暖ルーフα S」」への葺き替え工事

施工方法 新築住宅の屋根工事
ガルバリウム鋼板屋根の商品 立平(たてひら)
工事場所 大阪府大阪市住吉区

 

新築の戸建て住宅に、ガルバリウム鋼板屋根「立平(たてひら)」を施工した事例です。

ガルバリウム鋼板屋根は、軽量で耐久性が高いため、リフォームだけでなくこのような新築住宅にも多く採用されています。

【まとめ】ガルバリウム鋼板屋根選びはプロのアドバイスを参考に!

今回は、ガルバリウム鋼板屋根のメリット・デメリットや、おすすめ商品7選について解説しました。

ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム・シリコン・亜鉛で表面をメッキしてできた鉄板のことをいいます。すでに販売開始から30年以上が経過しており、屋根の葺き替えやカバー工法(重ね葺き)といった屋根リフォームで今もなお数多く採用されています。

近年は、これまでに比べてさらに耐久性が向上した「SGL鋼板」や、ガルバリウム鋼板屋根の弱点である断熱性や遮音性を克服した「断熱材一体型のガルバリウム鋼板屋根」なども普及が進んでいます。

ガルバリウム鋼板屋根を用いた屋根リフォームを検討する際には、建物の状態や住まい方に合ったガルバリウム鋼板屋根を選ぶことが大切。ガルバリウム鋼板屋根は各メーカーで数多くのラインナップがあるため、商品選びには屋根専門業者からのアドバイスが必要になるでしょう。

ガルバリウム鋼板屋根の商品選びなら「横浜市の屋根修理・雨漏り修理業者徹底比較」にお任せ。横浜市近くにお住まいの方なら、屋根の専門業者が実際にご自宅に訪問して商品選定におけるアドバイスや、屋根の点検などをお手伝いします。ガルバリウム鋼板屋根を用いた屋根リフォームを検討する際には、ぜひ一度「横浜市の屋根修理・雨漏り修理業者徹底比較」のホームページにアクセスしてみてください。

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株式会社 福田総業
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