屋根修理の費用・価格相場を屋根工事の工法毎にご紹介
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このページでは「屋根修理の費用・価格相場を屋根工事の工法毎にご紹介」をご紹介しています。
いざ屋根修理をするとなれば、やはり気になるのは工事費用や相場ですよね。
「どのぐらいの金額で屋根工事ができるのか?」、また「この金額でしっかりとした屋根工事ができるのか?」が一番不安な部分だと思います。
工法や使う材料によっても金額は変わるため、あらかじめ工法毎の費用相場を知れば、屋根修理を行う際に心配なく工事ができるでしょう。
ここでは「屋根修理の費用・価格相場」を工法毎にご紹介します。
屋根葺き替え工事
費用相場:80万~150万
屋根葺き替え工事は、屋根の劣化・痛みが著しい場合に用いられる工法です。
築年数が25年~30年以上経過している建物では、カバー工法ではなく葺き替え工事を勧められるでしょう。
葺き替え工事はその名の通り、既存の屋根(下地・防水シート・屋根材)をすべて撤去し、新しい屋根へと張り替える(葺き替える)工法です。
ただし、建物の形状や状態によっては、一部分だけを下地から表面まで取り替えることで済む場合もあります。
例えば、傷みの激しい屋根だけ下地から表面まで一新するといった工事です。
それを「全面屋根葺き替え工事」に対して「一部屋根葺き替え工事」といいます。
屋根のリフォーム・修繕という観点からは最も効果が高い工法ですが、既存屋根の撤去費用や廃材の処分費用などが発生するため、数ある屋根工事の中で最も高額になりやすいです。
屋根カバー工法(重ね葺き)
費用相場:50万~120万
カバー工法とは、既存の屋根材の上に金属屋根で重ね張り(カバー)する工法です。
葺き替え工事に比べて金額が多少安いのと、本格的に改修工事をできることから、屋根修理でこの工法を希望される方も急増しています。
一番人気の屋根リフォーム工法と言っても良いでしょう。
ただし、カバー工法が行えるのはあくまでも下地や防水シートがまだまだ利用できる屋根に限ります。
下地や防水シートの劣化が激しければ、いくら上から新しい屋根材を被せても屋根の内部は傷んだままになってしまうので、リフォームとしてはあまり効果がありません。
施工可能かどうかは屋根の状態にもよりますが、施工可能な屋根であれば金額面・工事の質の両面から、屋根修理業者もこの工法をおすすめするでしょう。
屋根塗装
費用相場:15万~50万
屋根塗装は、屋根の劣化がそれほど著しくない場合によく用いられる工法です。
金額が葺き替えやカバー工法に比べ少額でできる工事ですので、早い時期に「屋根のメンテナンスをしたい」とお考えの方にはおすすめです。
屋根塗装は屋根を綺麗にするだけでなく、屋根材を紫外線や雨風等から保護するという目的があります。
ただ、やはり葺き替え工事やカバー工法に比べると施工後の劣化スピードが速いため、トップコート(保護膜)だけでも5年に1回は塗り替えるのがいいでしょう。
最近では断熱性に優れた塗料等も沢山あるため、夏の暑さや冬の寒さにお悩みの方は一度業者に相談してみてもいいでしょう。
屋根修理の費用・価格相場 まとめ
屋根修理で多く用いられる3つの工法の費用・価格相場をご紹介しました。
見ていただくとご理解頂けるように、はっきりとした費用相場はありません。
そのため、屋根修理業界は悪徳業者が多く存在する業界でもあります。
見積もりは最低でも3社ほど取るようにしましょう。