屋根修理の詐欺に要注意！横浜市で信頼できる屋根修理業者と詐欺の対処方法を解説

屋根修理を検討するときに注意したいのが、業者による「詐欺被害」です。横浜市では屋根修理業者による悪徳な詐欺が多発しており、なかでも高額な修理費用を請求されたり、必要以上の工事を押し売りされたりする被害が相次いでいます。もちろん、横浜市にかぎらず全国のあらゆる地域で悪徳業者による詐欺が多発しているのが現実です。

 

今回は、そんな悪徳業者による詐欺被害に遭わないための「対処方法」や「信頼できる屋根修理業者の見極め方」までわかりやすく解説します。よくある詐欺の手口も紹介するので、屋根修理の業者選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

横浜市では屋根修理の詐欺が多発している

横浜市では、訪問販売による手法で修理を促す屋根修理業者が後を絶ちません。よくあるパターンとして「近所でリフォーム工事を行うため挨拶に伺いました」「無料で屋根点検しましょうか？」といった定番の誘い文句で、顧客に近づく業者がいます。

 

悪徳業者は「挨拶だけなら‥‥」「無料だから‥‥」という顧客の心理をうまく利用し、屋根の不具合をさりげなく指摘したり、値引きでお得感を示したりして、屋根修理を促してきます。

 

もちろん、訪問販売による業者がすべて悪徳業者であると一概には言えませんが、実際に訪問販売による詐欺被害が多発していることから、そういった業者へ疑いの目を向ける必要性があるのは間違いありません。

屋根修理の詐欺でよくある5つのパターンとは

屋根修理の詐欺には、具体的にどういった手口があるのかを紹介します。よくある詐欺のパターンを知っておけば「この手口は詐欺かもしれない」と疑問を持つことができて、被害を未然に防げるため、あらかじめチェックしておきましょう。

無料点検で不安を煽る

先ほども紹介したとおり、屋根修理業者が「無料点検」という名目で顧客に近づき、屋根修理を促す手口はよくあるパターンです。実際に無料点検といって屋根に上がり、屋根材を意図的に壊したり板金を捲ったりして、以前から不具合があったように見せて修理を促すケースがあります。

 

また「近所の屋根を修理していたら、お宅の屋根材も破損しているのが見えたので‥‥」と嘘をついて訪問販売を仕掛けてくる業者もいます。

 

無料点検は顧客の不安を煽るための単なる手法であり、詐欺手口の定番パターンともいえます。詐欺被害を未然に防ぐためにも、訪問販売による業者が来ても「屋根に上がらせない」ことを徹底しましょう。

契約を急かす

いち早く契約させようと、顧客の判断を急かす業者には要注意です。屋根修理業者の中には「今日中に契約していただければ、20万円割引します！」という具合にお得感を示し、契約を急かす業者が存在します。また、足場組みを急かす業者にも注意したいところ。

 

悪徳業者の多くは、契約と足場組みをいち早く済ませることで、顧客を逃がさないようにしています。しかし、屋根修理は家を維持するための「要」といえる工事でもあり、じっくり検討したいと考えるのが当然です。

 

業者の都合ばかりで、顧客の意見は二の次という強引な訪問販売には「対応しない」ことが得策です。

やたらと値引きをする

やたらと値引きをする業者は、悪徳業者である可能性が高いため要注意です。悪徳業者は、大きく値引きをすることで「こんなに安いなら頼んでみようかな‥‥」という顧客の心理につけこみます。

 

たとえば「200万円のところを今なら100万円で施工します」と価格を提示されたとします。そこまで値引きをされると「お得だから頼んでみようかな‥‥」と判断してしまう方もいるでしょう。しかし、そこまで大きく値引きをされると、適正価格ではない可能性が考えられます。

 

やたらと値引きをする業者は、適正価格で見積もりを作成していないケースが多いため、お得感だけで判断するのは非常に危険です。適正価格を見極めるためにも、大きな値引きを提示してくる業者には気をつけましょう。

火災保険の利用で無料を煽る

「火災保険を利用して無料で修理しませんか？」という宣伝には注意する必要があります。火災保険を悪用した訪問販売が年々増加しており、工事後に保険金が下りず「自腹で修理代金を支払った」というトラブルが相次いでいます。

 

そもそも火災保険とは、雪や風などの自然災害によって被害を受けた際に、原状回復のために利用できる保険です。当然ですが、経年劣化によるメンテナンスは火災保険が適用されません。

 

しかし、悪徳業者は「火災保険を利用して無料で屋根を修理します」と促し、火災保険の申請が下りていないタイミングで強引に工事を終わらせようとします。そして、火災保険が下りなかった場合、修理費用はすべて顧客が支払わなければなりません。

 

火災保険は必ず利用できるとはかぎらないため、火災保険の利用を前面に押し出す悪徳業者には疑いの目を向けましょう。

工事代金の振り込みを急かす

契約前に「工事代金の全額を振り込んでください」と依頼される場合は、悪徳業者である可能性が高いといえます。

 

本来、屋根修理をはじめとしたメンテナンス工事は、見積もり書の内容や支払い方法について承諾したうえで、工事請負契約を交わします。そして、工事完了を確認したうえで工事代金を支払うのが一般的です。ちなみに、工事前に手付金として代金の一部を支払うケースもあります。

 

したがって、契約していない段階で工事代金の振り込みを依頼されるのは、疑いの余地があるわけです。契約前に全額請求してくる業者には依頼しないように注意しましょう。

屋根修理の詐欺に遭わないための方法5つ

屋根修理業者による詐欺は、顧客の弱みにつけこむような巧妙な手口を使っているケースが多いとわかりました。年々増加している詐欺に遭わないためにも、あらかじめ対策を知っておく必要があります。

 

ここでは、屋根修理の詐欺被害に遭わないための5つの方法を紹介します。「屋根の修理を検討している」「訪問販売に対してどう対応したら良いかわからない」という方は、チェックしておきましょう。

屋根に上がらせない

前述したとおり、無料点検という名目で屋根に上がろうとする業者には注意が必要となります。そういった業者が屋根に上がり、意図的に屋根材を壊して修理を促してくるケースはよくあることです。

 

「無料で屋根を点検します」という誘い文句で訪問する業者は、トラブルを避けるためにも門前払いしましょう。

見積書を容易に作らせない

すぐに見積もり書を作成しようとする業者は、顧客を逃すまいと契約を急かしてくるケースが多いと考えられます。また、見積書を作成するという口実で、個人情報を探る業者も存在します。容易に個人情報を教えてしまうと、営業電話が頻繁にかかってくるほか、悪用されてしまうことも想定されます。

 

したがって、信ぴょう性に欠ける業者には「見積書を安易に作らせない」「個人情報を教えない」ことが大切です。

情報を鵜呑みにしない

悪徳業者から「お宅の屋根材はこのままだと危険です」と必要以上に不安を煽られる手口が多発しています。不安を煽られると冷静な判断力が欠けてしまい、受けた情報を鵜呑みにしてしまいがちです。

 

しかし、情報を鵜呑みにして即決せず、周囲から情報を収集することが重要です。たとえば、インターネットで業者の口コミを調べたり、業者の実績や会社の所在を確認したりすることが必須といえます。

 

また、悪徳業者は即決を煽るような強引な態度に出るパターンが多いので、そういった態度も判断材料のひとつとなるでしょう。

他社と比較する

屋根修理の詐欺を未然に防ぐためには、複数の業者を比較することが効果的です。複数の業者を比較すれば、適正価格を判断できるほか、業者の信ぴょう性を見極めることが可能です。

 

他社と比較するなら「相見積もり」を取ることがおすすめです。たとえば、A社の見積書をB社に提示すれば、適正価格であるかどうかを判断しやすいばかりか、両者の実績や信ぴょう性も見極めやすいでしょう。

家族や知り合いに相談する

屋根修理を業者に依頼する際に、少しでも不安材料が残る場合は、自分以外の家族や知り合いに相談してみましょう。客観的な意見を取り入れることで、見落としていたリスクを発見できるかもしれません。

 

もし、以前に屋根修理を依頼したことがある家族や知り合いがいたら、実体験を聞いてみるのも良いでしょう。

屋根修理の詐欺被害に遭ってしまったときの対処法

慎重に業者を選んだつもりでも「悪徳業者に依頼してしまった」というケースは少なくありません。

 

万が一、悪徳業者による詐欺被害に遭ってしまった場合は、これから紹介する対処法を参考にしてください。

クーリングオフを適用させる

訪問販売による契約の場合、契約日から8日間以内であれば契約を解除できる「クーリングオフ」を適用できます。

 

クーリングオフの適用手順は契約解除通知書を作成して、8日以内に業者へ送付すればOKです。ちなみに、契約解除通知書は以下の必要事項をハガキに記入しましょう。

 

• 表題（契約解除通知書）
• 契約日
• 工事名
• 契約した業者の会社名
• 担当者
• 工事金額
• 手付金など、返金が必要な場合はその旨を記載
• 契約解除通知書の記載日
• 契約者名（送り主の名前）
• 契約者の住所（送り主の住所）

 

ハガキは郵便局にて内容証明郵便で送付するのが良いでしょう。内容証明郵便であれば、郵便の内容や発送日、相手が郵便を受け取った日付などを証明することができるので、契約解除の書面を送付するのに有効です。

 

なお、業者に届くのが契約から8日以降であっても、郵送する際の消印が契約から8日以内であれば問題ありません。

消費者センターに相談する

クーリングオフを適用できる「8日以内」を過ぎてしまった場合は、消費者センターに問い合わせてみましょう。消費者センターであれば、過去にあった詐欺やトラブルの事例から解決策を提示してもらえるかもしれません。

 

合わせて、クーリングオフの適用に関する相談も可能なため、困った際は一人で抱え込まずに、第三者に相談してみましょう。

 

横浜市消費生活総合センター
連絡先	045-845-6666 【受付時間】 月曜〜金曜：9時〜18時、土曜・日曜：9時〜16時45分
所在地	横浜市港南区上大岡西1-6-1ゆめおおおかオフィスタワー4階

 

優良業者と悪徳業者の違いを見極めるポイント

信頼できる業者を選ぶためには、優良業者と悪徳業者の違いを理解することが大切です。詐欺被害を未然に防ぐためにも、あらかじめ両者の特徴を把握しておきましょう。

訪問販売や押し売りはしない

優良業者と悪徳業者の大きな違いは、訪問販売の有無です。優良業者は地元の口コミや評価が高く、訪問販売を必要とせず顧客からの依頼が殺到します。一方の悪徳業者は、金額の安さや根拠のない実績をアピールして顧客に自ら歩み寄ろうとします。

 

また、優良業者は悪徳業者のような強引な押し売りはせず、顧客の意見を尊重したうえで適切な提案を提示してくれるのが特徴です。対する悪徳業者は契約を急かすほか、不安ばかりを煽って顧客の話に耳を傾けないケースが多いでしょう。

見積書の内容が細かい

見積書が細かく作成されているかどうかは、優良業者と悪徳業者の違いを見極めるための重要なポイントです。

 

優良業者の場合は、工程ごとの費用を細かく提示していることに加え、屋根の面積をふまえた金額となっています。対する悪徳業者の場合は、一式で見積書を作成したり、概算といった大雑把な金額を提示したりします。

 

契約時にもかかわらず、大まかな見積書しか提示しない業者には注意が必要です。

的確な提案をする

優良業者は顧客の予算や将来の住まい方などをふまえて、適切な提案をいくつか提示します。しかし悪徳業者の場合は、不安を煽ったり契約を急かしたりするといった特徴があり、顧客の要望に耳を傾けることはありません。

 

優良業者であれば、豊富な実績によるアイディアや工法を活かして、ベストなメンテナンス方法を提案してくれるでしょう。

まとめ

今回は、屋根修理業者による詐欺の手口や被害に遭ってしまったときの対処法、優良業者の見極め方について解説しました。実際に横浜市では、無料点検と名乗って屋根に上がり、不具合を装って修理を促す業者も少なくありません。

 

詐欺に遭わないためにも「情報を鵜呑みにしない」「他社と比較する」「第三者に相談する」などを心がけることが大切です。

 

しかし、悪徳業者による顧客の弱みにつけこんだ営業手口によって、優良業者かどうか判断に迷う場合もあるでしょう。また、屋根修理業者は多岐にわたるため、その中から優良業者を探すのはハードルが高いと感じるかもしれません。

横浜市の信頼できる屋根修理・雨漏り修理業者を探している方は、評判や口コミを比較できる「横浜市の屋根修理・雨漏り修理業者徹底比較」を参考にしてください。口コミや評判から各業者のを収集できるので、優良業者を探す手段としてぜひ活用してみましょう。